ニッポンの音楽

ニッポンの音楽 よそのブログで見かけてポチッたところの佐々木敦「ニッポンの音楽」。1969年から始まる「Jポップ」葬送の物語であり、ニッポンの寓話でもある。時代を代表するというよりは、「外=欧米」から「内=日本」へと向かう流れの中心となったミュージシャンたち、70年代 はっぴいえんど、80’年代 YMO、90年代 渋谷系と小室系、00年代 中田ヤスタカ、各年代の主人公の物語で解き明かす。

YMO は数年前に友人の影響でよく聴くようになったけど、知っているのはその音楽だけで、彼らがいた当時にどんなふうにでてきてどんなふうに活動していたのか全く知らなかったので、へぇ〜〜ということがいろいろあった。あそこらへんのミュージシャンたちの横のつながりとか、ああそういう流れなのね、と。

わたしがリアルタイムに経験したのは小室系。中学生の頃、そこらじゅうに小室系があふれていた。自発的に聴いていたわけではないけれど、当時の思い出と共にものすごく記憶に残っている。あまりにもなつかしすぎて、安室奈美恵の 181920 をポチ・・・りそうになったけど、ウィッシュリストに入れるにとどめておいたw

最終的に筆者は今や「内」と「外」という区別はほとんど意味を持っていない、と述べている。確かにインターネット時代にあって時間的な差はなくなっているけれど、Jポップそのものはなくなったという感じはしないかなぁ。まあ現在チャートの上位を選挙じゃなかった占拠するアイドルたちもまたちょっと違うくくりなのかもしれないけど。

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