赤ちゃんと脳科学

赤ちゃんと脳科学ようやく本を読む余裕がでてきた。というわけで、小西行郎「赤ちゃんと脳科学」。脳科学の知見から、近年の発達段階を無視した過剰な早期教育に警鐘を鳴らす。科学的に育児を検証し直し、幸せな人間に育てる為の「普通」の育児の重要性を説く。

某掲示板で、子供にテレビを見せることの是非についての書き込みがあり、そこで紹介されていた本。テレビが子供に与える影響については第5章で詳しく書かれており、それも興味深いものだったけど、それ以上に本書を通して伝えんとする著者の考えに共感した。子供の発達を楽しみ、育児を通して親子が理解し合い、そして夫婦がお互いを高め合う。そんな普通の育児こそが大事なんだなと。当たり前のことのようだけど、溢れる情報の波にのまれて踊らされてる部分も大いにあるとおもう。子供を幅広く見る姿勢を忘れずに、その発達を楽しみながら日々過ごしていきたい。

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