旅の日

松尾芭蕉が「おくのほそ道」に旅立った日とされる、今日 5月16日は「旅の日」である(わたしが個人的に定めた旅の日は 11月20日)。天気もいいので走りに行こう。昨日友人らと筑波に行ったばかりであるが、今日もまた茨城方面へ。

R0024049R14 千葉街道から R296 成田街道へ。成田駅で黒平まんじゅうをおやつに買う。なんだか知らないが無性に鰻が食べたくなったので、利根川のほとりの佐原という町で鰻をいただくことにする。わたしはもともと鰻は好物というほどでもないのだが、いただいたうな重、鰻がとてもやわらかくてたいへんおいしかった。

DSC_6638「小江戸」というと埼玉県で育った身としては川越なのだが、ここ佐原も小江戸と呼ばれるように、風情ある古い町並みを残している。伊能忠敬のゆかりの地でもあり、その旧宅もあったりする。

そんな佐原を少しばかりぶらぶら散歩した後、再びバイクに乗り県境を越えて茨城県に入る。

R0024089鹿島神宮では結婚式をやっていた。新婦の友人がドレス+ヒールで境内を歩いていて、それだけ見るとなんでこんなとこにそんなカッコで来るんだよ、というかんじであった。要石というのは一瞬おいおいなんだよこれ石ころじゃんかよおいおいと思いかけたんだが、そばにいた家族のお父さんが子供に「これはすごく大きな石の上の方のちょこっとだけ出てるんだよ」と教えていて、それを聞いてなんかものすごくドラマチックな石におもえてきて、ありがたく手を合わせておいた。掘っても掘っても掘り起こせないらしい。芭蕉の句の碑とかもあったりして、旅の日に相応しいではないか、などとおもう。写真は御手洗池。池の中に鳥居があって、そこに光が差し込んで神秘的だった。

DSC_6969北浦をまわってから霞ヶ浦へ。湖のほとりの公園のベンチで昼寝をしてしまった。すんごい気持ちいいんだもん。今日は夕日もきれいにみえそうだったので、少し待ってみたり。撮りたかった画が撮れて満足である。走りを楽しめる道はなかったけど、霞ヶ浦のほとりを行く道は爽快だった。

日が沈みきってしまうとこのへんの道はかなり暗くなりそうなので、急いで霞ヶ浦をくるりとまわって土浦へ。途中前方に浮かぶ上弦の月がとてもきれいだった。常磐道にはのらずに R6 水戸街道で帰宅。

今日は相棒であるところのホネたんの写真を相当数撮った。そんな旅の日。

総走行距離:300km くらい [Map]
写真:GRD 2/87, D80 6/345 [Flickr]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください