全国アホ・バカ分布考

全国アホ・バカ分布考 ― はるかなる言葉の旅路蝸牛考を読んだ流れで買って積んでおいた松本修「全国アホ・バカ分布考 ― はるかなる言葉の旅路」。先日考証要集を読んでいたらこの本がチラッと登場していたもんで本棚から引っ張り出してきた次第。大阪はアホ、東京はバカ。その境界線はどこなんだ? というところからはじまって、全国のアホ・バカ表現の分布調査という壮大な試みへと発展。そして最終的にはアホとバカの語源を探るところに至る。

言語地理学ってほんと面白いなー。マスコミ人である著者に対して、本業の学者の人たちが真摯に対応してるのがなんかいいなとおもった。あと序盤、「探偵!ナイトスクープ」の番組内で北野誠が一軒一軒聞き込みをしてアホとバカの境界を突き止めていたけど、あれを見てわたしも柏餅のみそあんの境界線を探す旅をいつか実行しなければならぬ、という気持ちを新たにした。ああ、そろそろ柏餅出てくるかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください