日本美術応援団

日本美術応援団久しぶりに読書録でも。こないだバークコレクションにノックアウトされた勢いで購入した日本美術応援団。これすっごいおもしろいね。

なんだろね、美術品を見る時ってなんかこう、少なからず構えるというか、「すごい作品なんだ」ていう先入観からくるものなんだろうけどなんかそういうのがあるんです。でもそういう目線で見ると、偏った見方になってしまうとおもうのです。で、そういうのをブチ壊してくれる、そんな感じの本でした。や、なんか2人の美術好きのオジサンがゲタゲタ笑ったりバカにしたりヘンだとか俗物だとかあーだこーだやってるんだけど、実はその中でその作家の筆の運びから技巧、あるいはそのデザイン性や色彩、そしてその意図するところ、深いところまで読んでいってるんだよね。一見ふざけてるようにも見えるけど、美術への愛があればこそ。ああもうナマで見ないとね。

何にしても、紅白梅図屏風はもう「嬲」にしか見えません!

2 thoughts on “日本美術応援団

  1. by petite-tomo at

    エロいねー。エロエロだねー。
    光琳とエロは切り離せないらしいね。

    返信

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