ネガフィルムスキャンなど

F3 で撮影してから flickr にアップするまでの手順を紹介して欲しいとのリクエストがありましたのでご紹介。

前回は現像と CD に焼いてもらったんだけど、とんでもなくお金がかかる。コリャもたねーぞどうしよう、と思っていたところ、会社に転がってたエプソン GT-8200UF という一昔前のフラットベッドスキャナ、これにフィルムスキャンの機能がついていることに気づいた。なので今回は現像だけお店にお願いして、フィルムからスキャンすることにしてみた。

ネガフィルムスキャンの参考にしたのはこちらの記事。2009改訂版までアップして下さっておりたいへん参考になります。ありがたや。とはいえこの方のようにスキャンの段階では何も調整しないで(めんどくさいんだもんw)、自動補正がかかるのでそれもオフにして、そのままとにかくスキャン。解像度は 1600dpi 。これで 2200 x 1400 くらいになって、JPEG にするとたいてい 2~3MB といったところ。どうせ iPhoto に取り込んでニヤニヤするか、ふりっかにアップしてニヤニヤするかくらいのもんなのでじゅうぶんだ。とにかくそんなんでスキャンする。
before
このように眠いトーンのへんてこりんな色の画像があがってくるので、とりあえず気にせず PSD で保存。しかしここは会社、いつまでも私物のデータで遊んでいるわけにもいかないので、以降はおうちに持ち帰って Photoshop。全体にブルーからシアンがかった色調で上がってくるため(ネガフィルムのオレンジベースの補色だからだそうだ、なるほど)、まずそれを補正。んでトーンを整えてシャキッとさせ、スキャナがヘボなのかなんなのかよくわかんないけどなんか変なスジが入ったりゴミがついたりするのでポチポチと直してやって、JPEG で保存。
after
あとは EXIF つけて、管理は iPhoto で。いいのがあったら flickr に見て見てーってアップする。もとの PSD はとっといてもしょうがないので捨てちゃう。

しかし古いスキャナなもんでとにかく鬼のように時間がかかる。1600dpi で1コマ約5分、36枚撮り1本スキャンするのに3時間くらいかかるのだ。まあ、私は会社で仕事の片手間にやってるのでいいんだけど(いいのか?w)、でもそれで取り込んで、1枚1枚補正してゴミ取りして・・・とかやってるとほんとに時間かかってしょうがない。今回は36枚撮り1本だったからまだよかったものの、これが5本10本とかなったら・・・考えただけでも眩暈がする。フィルム1本につき CD 書き込み代 500円払うのもうなずけるというかなんというか。そんなこんなでデジタルのありがたみをひしひしと感じる今日このごろです。でもそれも楽しいんだけどねー。そのうちリバーサルでも撮ってみたいな。

3 thoughts on “ネガフィルムスキャンなど

  1. by ditao at

    ポジはいいですよ。
    ネガと違ってひと目でどんな写真かわかるから。
    僕はスリーブを見て、気に入ったのだけをスキャンしてます。
    ネガのときは同時プリントして、写真をスキャンしたりしてます。

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  2. by cova at

    おお、ありがとう。
    ぼくも昔は同じような事してました。
    次はぜひポジフィルムもお試しを。ポジならそのままでも見れるので、ルーペで見てから必要なのだけスキャナでOKですよね。
    いや、でも既にフィルムをスキャナできる環境を持ってないものが言う事ではないか。

    返信
  3. by ひちゃこ at

    スキャンは時間がかかるねぇ、眠くなりそうなくらいに。
    ネガのときは現像時にインデックスを付けてもらって、それ見てスキャン、ポジはスリーブを見てスキャンしてます。
    ただポジで撮るなら小さくてもライトボックスはあったほうがいいけど。
    時間かかるけど、楽しい作業ともいえると改めて思うのでした。

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