朝、駅に視覚障害の人がいた。もし必要ならば手を貸すつもりで、しばらく様子を見ていた。彼女はステッキみたいなので前方の状況を読みながら歩いているんだけど、びっくりするぐらいスムーズに歩く。まるで普通に見えているかのように、階段を上り、角を曲がって、改札を通って、また階段を下りる。そこには何の迷いもないようにみえる。なんだかひどく感心してしまった。
一方、わたしは何もないところで躓いていた。なんなのもう。
朝、駅に視覚障害の人がいた。もし必要ならば手を貸すつもりで、しばらく様子を見ていた。彼女はステッキみたいなので前方の状況を読みながら歩いているんだけど、びっくりするぐらいスムーズに歩く。まるで普通に見えているかのように、階段を上り、角を曲がって、改札を通って、また階段を下りる。そこには何の迷いもないようにみえる。なんだかひどく感心してしまった。
一方、わたしは何もないところで躓いていた。なんなのもう。