天ぷらにソースをかけますか?

天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線先日お赤飯を炊いたらば、ころすけが「ウチのお赤飯は甘納豆が入ってた」と宣う。ハァ!?!? 何を言っているのこの人は!?!? 一緒に暮らすようになってからというもの、食文化の違いにカルチャーショックを受けること数知れずだったが(彼自身は横浜生まれの横浜育ちだがトーチャンとカーチャンは北海道出身)、ここにきて真打といったところだろうか。

で、Google 先生に聞いてみたところ、どうやら甘納豆お赤飯てのは、北海道ではメジャーらしい。食紅でごはんに色を付けて、甘納豆を混ぜるんだとか。なんだそれ。食紅てアンタ、何もそんなムリヤリ赤くせんでも。てかもはやお赤飯じゃなくね? ごはんが甘いとか気色悪い。まじ勘弁。

とかなんとか調べているうちにぶちあたったのがこの本。野瀬泰申「天ぷらにソースをかけますか? ―ニッポン食文化の境界線」。ああもうわたしこういうの大好き! 天ぷらにソース、甘納豆お赤飯、お味噌のことなどなど、「食の方言」てんこもり。そして極めつけは最終章の「東海道における食文化の境界」。横浜を中心とするサンマーメン、静岡のイルカ食、うなぎの蒲焼の関東風・関西風などの境界を足で歩いて特定していく。わたしも「柏餅のみそあん境界線探しの旅」に出ようとおもったことがあったわけだけど、改めて来年の目標にしようかなw

2 thoughts on “天ぷらにソースをかけますか?

  1. by うめたん at

    うちもそうだった(北海道出身)。苦手で食べなかったけども。笑

    返信
  2. by ふー at

    静岡在勤時代、居酒屋で「イルカの煮付け」を食べたことがあるよ! 獣臭くて、もの凄くマズかったよ!

    返信

うめたん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください