ボストン美術館 日本美術の至宝

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朝も早よから東京国立博物館へ、今日が最終日のボストン美術館 日本美術の至宝展である。3ヶ月もやっていたのに、なんだって最終日。開館30分前だというのにすでに大行列。ちょっとげんなりしつつ、1年で最も紫外線の強い時期の日差しを浴びながら並ぶ。平成館の前では「東博」の文字の入った日傘を貸し出していた。iPhone 4 の予約で銀座のアップルストアに並んだ日のことをふと思い出した。

ボストン美術館に収蔵される日本の美術品の中から厳選された約90点を展示。仏画・仏像にはじまり2つの絵巻、狩野派や長谷川派、曾我派の屏風絵、琳派、そして若冲ともりだくさんな内容。さらに染織や刀剣の展示もあって、いろんな日本美術を一度に見られるかんじでなかなかに面白かった。刀剣ってすごい存在感あるな。光琳の「松島図屏風」はあのパターン化された水の描写といい色彩といいなんかスゴかった。蕭白の「商山四皓図屏風」はダイナミックな筆の動きがすごい迫力。宗達派の「芥子図屏風」もかわいかったけど、今回のマイベストは「水禽・竹雀図」の竹雀のほうかな。竹に雀の構図がよろしく、とてもかわいい。雀ふわふわ。

久しぶりの美術館だったけど、とにかく人が多くてなんかひどく疲れた。。

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